アロマテラピー

 

日比野病院でのアロマテラピー

アロマテラピーって?

アロマテラピーとは植物の力を利用した自然療法の一種です。
植物の香りで心が落ち着き、癒されたり、体がリフレッシュした経験はないでしょうか?
それらは全て植物の香りが心や体に作用して起こる事です。アロマテラピーで使用するエッセンシャルオイル(精油)の芳香成分は、鼻や口を通して、また肌を通して体内に入り皮膚だけでなく血液によって身体中に運ばれます。
"アロマテラピー"とはアロマ(芳香)と、テラピー(療法)を組み合わせた造語で、体に起こるトラブルを心も含めた全身的なものとし、本来の人間が持っている自然治癒力を最大限に高め心身共に健康にしていくという考えで、20世紀フランスで発祥しました。一般的には芳香植物から抽出したエッセンシャルオイルを使用して行うものと定義されています。
アロマテラピーには心身のトラブル予防という側面もあり、薬とは違い体に穏やかに作用する為、フランスやイギリスでは代替医療の一つとして利用されています。
 
 

精神面での効果

 
グレープフルーツ
アロマオイルの香りは、直接脳や神経に働いて神経系を鎮静させたり、高揚させたりする作用があります。
日常的にアロマオイルを使用する事によって日々の精神的なストレスを取り除き、心を健やかに保つ事が出来ます。
 
 

身体面での効果

 
ラベンダー
アロマオイルには体温、呼吸、ホルモン、酸素、血圧等のバランスを一定にする働きを助ける効果があり、これによって体は免疫力を高める事が出来ます。
他にも種類によって鎮静作用や強壮作用等々さまざまな薬理効果があります。
 
 

当院では

 
ブラックペッパー
当院ではブラックペッパーオイルを食前に使用し、胃腸の活動を活性化させ、食欲の増進につなげています。
そのほか精神面、身体面への効果を期待し、グレープフルーツ、ラベンダーやティートゥリーなど数種類のエッセンシャルオイルを使用した、アロマテラピーを行っております。
患者様の入院生活での不安や緊張を少しでも解きほぐせるよう務めてまいります。
また内視鏡検査の際には、より詳しく診断するために胃腸の動きを弱くする作用のあるペパーミントオイルを以前から使用しています。
 
雑誌Progress in Medicine2011年2月号に、当院での研究報告“アロマテラピーの臨床における有効性の検討ーオレンジスイート、グレープフルーツ、ブラックペッパー、ティートゥリーオイルを使用してー”(木内令子KinouchiNoriko)が掲載されています
 
Geriatric Medicine(老年医学)2011年11月号に当院でのアロマテラピーの状況と研究報告の第2報“高齢者の睡眠障害・意欲低下に対するアロマテラピーの有効性の検討―ラベンダー,オレンジスイート,グレープフルーツ,ティートゥリーオイルを使用して―”(木内令子KinouchiNoriko)が掲載されています